小児鍼とは

小児鍼は、生後1ヶ月~12歳に適用できる治療です。大人のはり治療とは異なり、小児鍼は体にはりを刺すことはありません。
専用のはりを握り、お母さんがやさしく撫でるようなタッチで皮膚の表面をさすることで、お子さんを精神的にリラックスさせ、脳ストレスを解消することで健やかな発育を促し、元気で健康な体をつくるための全身治療です。
自律神経を整え、免疫力・自然治癒力を高めるため、急激に発達する脳や身体と心のバランスをとり、健康な心身を維持します。
一回の治療は約15分程です。

どんな症状の子に効果があるの?

◆疳の虫(かんのむし)の症状
・夜泣き・寝つきが悪い・食欲がない
・よく喧嘩する・キーキー声を出す・かみつく
・イライラする・物を投げつける・壁や物に頭をぶつける
・歯を食いしばり「イー!」としたりヒステリックになる
・チック様の症状(まばたきを頻繁にする、鼻や喉をならすなど
◆その他の効果が期待される症状
・風邪をひきやすい・よく熱を出す・おねしょ(夜尿症)
・アトピー性皮膚炎・喘息・鼻炎
・いびき・歯ぎしり・目を開けたまま眠る